卒業〜就職、目眩く季節のことをを思い出したのは
こんなアルバムを聴いてたときなんだ
CECIL McBEE/mutima
こいつのA面一曲目
きつ〜いアルコの一発を
ふやけた脳天にぶっ込め!
普通、卒業式の日に
就職斡旋するかえな?
いくら時代の要請とはいえね (@__@)
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桜橋から上菊橋へと重なって連なる橋の向こうに笈ヶ岳がみえる。
順はコントラバスの軋むような音の紡ぎのなかで、錦揺子のことを思って
いた。彼女には古九谷のような被抑圧的なきらびやかさがある。それは東
の曲輪の光の色ではなく、ましてや西の廓の色合いでもない、押さえ込ま
れているのだけれど、失せないきらびやかさがある。
’ちゃんと話をしないとな’順は夕日の中にぼんやりと浮かぶおいづるを
下宿のガラス窓から眺めながら、一人つぶやいた。
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