歌いながら聴きながら浜辺をスロージョグする爺さんのブログ

ジョグりながら一人カラオケそして飽くほどに聴くアルバムはジャズをメインにPOPS、J-POP、クラシックなんでもかんでも!v^O^v!

P.F.ドラッカーを引張り出した


誰かが読めと
言っているような
気がしたので


P.F.ドラッカー
「明日を支配するもの」を
引っ張り出してきて
第二章の1
「先進国における少子化
を読んでいる


やはり
ドラッカー
いつ読んでも
新しい


まるで
マイルスの
オン・ザ・コーナー
のようだ


・・・
もっとも深刻なのが日本である。
定年が早く、労働市場が硬直的であり、
しかも大量移民を経験したことが無い。
・・・


そのような季節が
もう訪れ始めている
この日本に


サラリーマン時代の先輩は
子会社の社長になったが
その会社は
すぐに売られて
ユア、ファイヤー!
になった


それをすかさず
新しい環境に誘い入れて
日本的な中高年の再就職に
新しい風を吹き込んでいるのは


ずいぶん前に早期退職をして
孤独な環境から
自らの力で人を得て
力強く生きている
サラリーマン時代の同輩だ!


そしてまた
サラリーマン時代の後輩は
彼よりも先に早期退職をしたが
JICAでキャリアを積んで
これもまた彼の誘いで
現在インドにいる


現地の労働者たちと
新しい工場を立ち上げる
プロジェクトを進行中だ


新しい、したたかな
中高年の働き方が
うねり始めている


ドラッカーによれば
少子化と中高年の増加という
危機的な亢進は
年金受給の妥当年齢を
79歳開始へと誘うらしい


いわゆる
ホワイトカラー労働者たちは
60歳になっても
身体を酷使していないので
70歳を超えても
働けるというわけだ


それに
現在の若年労働者に
確かなスキルを
低コストで贈与できる
資質を持っている


もちろん
リタイア後は石垣島で・・・
などという
ノー天気な逃げ切りを
画策する種族も
全くもって
非難されるには
及ばないが・・・


それでも
彼らにしても
石垣島において
自分のスキルを
ネットを通じて
活かせるとなれば


こんなはずじゃなかったという
情けない失望感を
自分にぶつけながら
サンゴの砂浜で涙を流すことは
決して無いだろうと
思うよ


若い力は
きっと貴方の
スキルの贈与を
心から歓迎するに
チガイナイデスモノネ


ドラッカー
10年前に
すでにこれから先をも
見据えていたのか
(@_@)


しかしながらドラッカー
上に述べたような
したたかに生きる
「被リストラ原人の出現」
というものまでは
予想できなかったようだ


日本も
まだまだいけるよ


新しい強かな
「被リストラ原人の出現」が
これからの日本の
中高年労働者の
新しい生き方の
橋頭堡となるだろうから


君のスキルに乾杯!