朝食後の歩きに近所の、といっても１Kmちょいあるが、ホームセンターに出
かけて木工ボンドを買っての帰りに、かつて家具職人だったいっこ前のエン
トリで書いた、散歩のときによく出会う近所のおじさんに会った。
近所といっても川の反対側の住宅地の人なので面識は無い。
私の住んでいるところは、江戸時代からの居住地区なので周りの昔でいうと
ころの新興住宅地区とはすこし趣を異にしている昔ながらの地区だ。(誤解
を恐れずに言うならば要するに古臭いところである)
このおっちゃんとその相棒の二人組みには、歩きの途中で会うことが多いの
で、お互いにもうすこし距離を縮めたいという思いが宿っていたらしい。
いろいろと話というか、お互いの素性についてそれとなく情報確認作業とで
も言うべきたわごとを交わす。
おっちゃんは地場では結構有名な家具屋の元職人さんで、その家具屋さんが
とってもモダンな店の名前に改称してから支配人という肩書きでそのお店で
お客さんにいろいろ家具の説明などしていたことを私は知っていた。
もちろんおっちゃんにしてみれば、私はたんなる一人の客に過ぎないので、
名刺をもらったことなどを覚えているはずも無いが、「以前ソファーを買い
に行ったときに名刺をもらいましたよ」などといって間合いを計る。
おおかた一回りくらい上の年代の人生の先輩なので、これからいろいろと
いい話を聞かせてくれる先輩になってくれれば嬉しいな〜なんて思いながら
いろいろ話をして分かれた。
おっちゃんは現在はもはや家具作りに従事していないらしいが、すこしばか
りもったいないような気がする。もう少し仲良くなったら家具のメンテナン
スのやりかたなどについてレクチャーしてもらおうかな〜
だって、もったいないものね
