もうかなり前の話になるけれど
友人らとパリからロワール経由で
ツールに行った時のことですが・・
シャンポールやら
シュノンソーやら
お城見て・・・
ツールに向かうとき
ちょっとナビゲータ(わたくし)の指示が遅くて
急に旧道に左折しようとしたとき
正面から来た車と衝突して・・・・・
人身事故ではなかったのですが
相手の車は妊婦さんが運転していました（ｘ＿ｘ）
日本なら、まず事故処理の前に
救急車で病院に運んで検査
なんてことになり謝罪も含めて
もう大変なことに（＠＿＠）
まあ、事故の件は今回の主題ではないので
あれですが
とにかく、その相手のお家に行かせてもらって
話をして保険屋に処理してもらって
おしまいなのでした
ちょっと前置きが長くなりましたが
ここからが本題です
事故処理の話は、２人が家の中でして
私ともう一人の友人は
門の前で待っていました
ロワールの田舎の住宅は
木々に囲まれて綺麗です
ほんと絵画のようです
夕方の5時過ぎだったと思いますが
隣の庭からおしゃべりの声が聞こえます
おばあちゃんやらおじいちゃんやらが
ぺちゃくちゃ、ぺちゃくちゃ
ぺちゃくちゃ、ぺちゃくちゃ
そのうちの一人が
門の前で待っている
私たちのところに偵察に来たのでしょうか
ちろちろこっちを見ては
お庭に帰っていきました
この村で日本人なんか見るのは
初めてのことかもしれません
そしたらまた
お庭でいっそう声高く
ぺちゃくちゃ、ぺちゃくちゃ
ぺちゃくちゃ、ぺちゃくちゃ
残念ながら
フランス語なので
？？？
なぜこんなことを書いたかというと
このころすでにフランス人は
成熟社会での老後を
とても楽しんでいたのではないかな〜
なんて
このごろ
思うのであります
ぺちゃくちゃ、ぺちゃくちゃ
ぺちゃくちゃ、ぺちゃくちゃ
何を食べながらのお話なんでしょうね
とにかく楽しく
ぺちゃくちゃ、ぺちゃくちゃ
ぺちゃくちゃ、ぺちゃくちゃ
これって、ず〜っと昔っから
積み重ねてきてできた
贅沢な楽しみ方ですよね
われわれも
生きてるうちに
できるのんかしらネ
木々に囲まれた庭で
持ち寄りの食べ物で
なんでもいいから
ぺちゃくちゃ、ぺちゃくちゃ
ぺちゃくちゃ、ぺちゃくちゃ
あ〜
あこがれの
成熟社会 ＼（＾＾）／
