もともとJazzはコモディティーとは無縁ではある、確かに
そうはいっても、Jazzというアルファな世界で<コモディティー>というものを捉えた
場合、単なる言葉の遊びではなくJazzというもののスピリットを捕らえ得ることができ
るのかもしれない
私はそう思うのだが、どうだろうか?
マイルス・デイビスという粒子は、Jazzというアルファな世界にいて輝き果てた
いつなんどきも、<コモディティー>とは無縁の、否そうではなくてむしろ極限まで
<コモディティー・ウイルス>というものを<アルファギーグ・ビーム>で射滅しき
ったど根性ガエル的グルーブ・ブレードを武器として生きていた
いま考えると、なんでマイルスなんかに出会うことができたんだろうかな?
そして、こともあろうにどうして生マイルスにタッチできたんだろうかな?
なんてセレンディピティックな感傷についぞふけってしまう自分がいる
そっ、そのとき、劈くチッチキ・ミュートの音!
うーん、これぞマイルスのアルファギーグ・ビーム光線だ!
やっ、やばいぞ!
なんとかしなきゃーな!
マイルスは、ミュートプレイが大好きでエレクトリックなときもミュータントだった
ペットのミュートには、ストレート、カップ、ワウワウなどがありますがマイルスはワ
ウワウの先っぽのないやつ=通称(?)チッチキ・ミュートをよく使います
ペット使いのかたはこのチッチキでわかりますね、なぜそういうかを
ペットが犬や猫やハムの方、ごめんなさい m(^^)m
一番最初にチッチキ・ミュート攻撃に出会ったのは、
学生会館の喫茶店「ル・シャトー」でした
赤い色を金で押さえ込んだ、派手なのに渋いコーヒーカップの色調と
暗闇のステージに一筋の鋭い光を投じるミュートされたペットのパルスが、
妙にマッチしていました
今日は、「6.23」なんだ