黒糖焼酎の「気」って呑んだことがあります。黒麹のほうですが
とてもすっきりしていてのみやすい日本酒で言うところの「きれいな」
という表現がぴったりくるおいしい焼酎でした。
その蔵が「西平本家」というところですが、昨日遅れて事故米混入で
製品を回収するという発表をしました。
当然といえば当然ですが、小さな蔵で悠貴ある決断だったと思います。
決断するまでにはとても悩んだことでしょうから・・・
これまで一連の食品にかんする不祥事が続いていましたが、
「まさかっ！」という感じなんでしょうね。悔しいだろうとと思い
ます。丁寧に作ってきたのに、一瞬の隙を突かれてしまう。
こんなことが続いても、我々は「安くておいしい」幻影を追い求めて
自分たちの首を絞め続けるんでしょうか？もしそうでないなら、どの
ようにしてパラダイム転換をはかればいいのでしょうかね？
こんなお金の回りの悪い世の中ですから、できるだけ安くという流れ
は阻止できそうもない。確かに「地産地消」はわかるんだけれど、
このうたい文句がまたプロパガンダによって商業主義へと再生産され
ていく螺旋・・・
結局、自給自足みたいなことしかないのかな〜？！
というふうに考えていくと暗くなってしまうので、最終的には
生産者の良心に頼らざるを得ないですよね。何でもかんでもできる
わけじゃないしね（＠＿＠）
誰が言ったかしらね〜が、経済土台が全てに影響を与えてるっての
は昨今よくわからされますね。困ったもんだわさ（ｘ＿ｘ）
ほにゃにゃ
