普段飲みは「白金の露(黒)」で、こいつは普通酒だけど充分いける。
最近の情勢で、おっと、、今日も鉄鋼の減産が朝日の一面の端っこに
載っていたが、、、とにかくマインドが冷えてくる。
メディアの無節操な情報の放擲にはなんとかして抗していきたいのだが
我もまったく軟弱な一人の人間なので、どうもこの情報攻勢に精神が
反応して、たとえば九州のとある酒屋さんのメールで、「さつま寿」の
入荷が知らされても、サイトに行ってまだ売り切れていないかどうかを
確かめている数日のうちに無くなってしまうというのが最近の自身の
消費行動だ。
このような消費に対する消極的な態度はどうもかなりひろがっているよう
だ。
なぜなら、さきほどこの酒屋さんのサイトで「さつま寿」の在庫をチェック
したら、まだ在庫があったからである。
いままでなら、プレミア無しで買える「さつま寿」がだいたいなら一日で
SOLD OUT！になってあたりまえだった。
ところがそこは軟弱な我輩なのでありまして、昨日別の静岡の酒屋さんの
メールで、「田倉」と「吉兆宝山」の一升瓶2本セットが出ていたので、
瞬間ちょっと躊躇したが、正月だしっつ！えいやっつ！！てことで発注し
てしまった。＜おかあちゃん、ごめんな（ｘ＿ｘ）＞
「吉兆宝山」はいつでも買えるし、秋口に値上げしたので最近は買ったこと
がない。確かに香りがよくていいお酒だが、綺麗さに作為的な感じがあって
アキが来るし、値上げでときどきハリコムお酒というバランスバリューもな
くなってしまった。
その点、「田倉」はもんくなくおいしい。おしつけがましい香りや自己主張
がなくて上品で綺麗だし、飲んでいると造り手の無心さが伝わってきてリラ
ックスできるありがたいお酒だ。高良さんありがとうございます ｍ（＾＾）ｍ
このお酒には、三条の居酒屋さんで出合った。まだ焼酎ブームはピークでは
なくて、プレミア無しでなんどもネットで購入できていたころだ。
やはり生産量が多くないのだろうか、ほとんどのお酒が、たとえば魔王など
でもセットならプレミア無しで買えるという最近でも、簡単には手に入りに
くい焼酎のひとつではないだろうか。
ほんとうは、「吉兆宝山」ではなくて「春雨」とか「ちんぐ(黒)」などの芋
以外とのセットならもっとうれしいのだが・・・
ささやかながら、正月の楽しみができて、あいかわらず30日の大掃除は適当に
して、31日から3日まで、ちんたらちんたら過ごすことにしよう。
