最近読んでいるコードを書いたのはフンガリアンだし、ARM9(CirrusLogic)コアの
SoC搭載ボードをリリースしているOLIMEXはブルガリアだし・・・
ソフトウエアというものを考えたとき、我々はやはり東アジアにひかれてついつい
中国→ベトナム〜インドというエリアを思い浮かべてしまう。それはやはり如何に
してソフトウエア開発のコストを切り下げるかという視点からの鳥瞰幻想を根源と
しているように思われる。
確かに、プロプライエタリなものに関しては優れていると思われるし、実際に上海
や天津そして北京や大連などにおける下海集団によるオフショア開発などにおいて
は一時の話題性はなくなったものの着実に根を下ろしているようにみうけられる。
しかしながら、オープンソースという視点から日本を含む東アジアというものを眺
めてみた場合、オープンソースを如何に利用するかという視点での情報には事欠か
ないものの、オープンソースの世界に如何に寄与するかという視点での情報は少し
さびしい感じがするのであるが、いかがなものだろうか?
ニャンてきどってみたりしたが、やっぱ似合わんにゃー!みやきた君!(隣のうちの
飼い猫です)
個人的に名前を挙げるならば、ミラクルLinuxの吉岡さんやALSAの開発
をやられている岩井さん、組み込みの世界ではH8やSHのOSでがんばっておられる、
みついわさんなど、まだまだたくさんの方々がおられることは皆さんもご存知のと
おりなのですが・・・
最近のLinuxカーネル開発に関する話題では、実に2/3もの開発パッチがIBMやIntel
などの大企業の技術者によって提供されていて、彼らは業務ベースでそれらを行って
いるという。
で、話は元に戻りますが、そのフンガリアンのコードを読んでいると、まずわいてく
るのはリスペクトという感情でしょうか。とにかく丁寧に書かれていて時間の積み重
ねを感じます。
C++で書かれているのですが、とてもオブジェクティブに書かれているし、シンプルで
読みやすいです。あっというまにdoxygenで目で見る管理ができてしまいます。どんな
本を読むよりやはりコード、それも素性のいいコードを読むことほど楽しいことはない
なと本当に気付かせてくれるコードです(^__^)
こんなコードを読むときには、もちろんバルトークでしょう。フンガリアンつながりでね!
ピアノ協奏曲はどうですか?三番ではなくポリーニ+アバドのミラノコンビによる
一番、二番がいいです。特にテンプレートを使ったクラスを多重継承しているコードな
んかを読んでるときニャー、もう最高!\(^__^)/
うーん、頭ん中グチャグチャ(@__@)